フリッツ・ラング「条理ある疑いの彼方に」1956年/米

仏題は「L'INVRAISEMBLABLE VERITE」。また言うのが大変なタイトルだったので唱えておきました。でも日本の映画館で外国から来た人が「『条理ある疑いの彼方に』、一枚」とか言うのも大変そうです。原題は「Beyond a Reasonable Doubt」。
かなり眠くてフランス語の字幕を読む気も英語を聴く気もあんまりなくぼーっと見てはいたのですが、設定が恐ろしすぎて、そんなバカなことやめなよ!と止めに入りたいところでした。しかも最後まで観ると話が全然違ってくるというさらなる恐怖が待ち受けていて、フリッツ・ラングのただ者ではなさがまたまた発揮されておりました。ほんと恐るべしとしか言いようがないです。