ルイ・マル「ビバ!マリア」1965年/仏・伊

今日はちょっと楽しい映画をと思ってこちらにしました。ブリジット・バルドー×ジャンヌ・モロー
これが観てびっくり。「恋人たち」がルノワールゲームの規則」の子供なら、こっちはホークスだらけの西部劇! 「紳士は金髪がお好き」と一瞬見せかけといて(てかむしろ「カルメン故郷へ帰る」かと思ったけど)、おもっきし「奇傑パンチョ(Viva Villa!)」だった!! おまけに「リオ・ロボ」まで(機関車に蜂!)。お笑いの感覚はホークスとは全然別で、常に罰当たり(極めつけは、サン・ドニの姿になった聖職者!)。銃撃戦でも細かく笑いをとりながら、画面は華やか。旅芸人たちが自分の得意技を決めながら敵を倒していくのとか、もう最高。ルイ・マルにこんな才能があったとは。一体どこでどうやって撮影したんだろう。
しかもここには「ゲームの規則」のリゼット、ポーレット・デュボストが出てくる。なんとまだご存命!! 会いたい!!!
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