2009年

8枚目。今日は、John Frusciante『The Empyrean』です。レッチリのジョンも最高だったけれど、いまやソロのジョンもすごいことになった。2004年に連続で何枚もソロ作を出した頃はまだmusic from his bedroomな感じだったのが、一気にスケールが広がっていて、これには本人も相当の手応えを感じたのだろうと想像できる。普通のCDより小さめの音で入っていて、聴く時ボリュームを上げる必要があるというのも、このアルバムの音楽世界の豊かさをすでに表していると思う。じわりじわりと音が上がっていく最初の曲(その名も「Before The Beginning」)に魂が反応して、全身が鼓膜になって震えながら音を受け止めようという態勢になる。毎回。

Empyrean

Empyrean

一番好きなのはやっぱりこれ、「Unreachable」。途中どうしてもツェッペリンの「No Quarter」を思い出してしまうのだけどそれも含めてすごいかっこよくて、盛り上がる。 http://www.youtube.com/watch?v=oRp1G8Po3tM