2008年

つづいてこちら。去年出た、David Byrne and Brian Eno『Everything That Happens Will Happen Today』。どちらかというとデヴィッド・バーンのアルバムに思えるのだけど、そこにブライアン・イーノのコーラスが聴こえてくると、どこか特別な寺院の中にいるみたいな気がしてくる。(ブライアン・イーノの音楽と声には、聴いているだけで祈るような気持ちになる時がある。例えばこのブログのタイトルに長い間借りっぱなしの「Some of them are old」なんてまさに。)デヴィッド・バーンは天才的なアーティストで、巨大なハートの持ち主。世界中を周りながら新しい世界や人や音楽に出会い続ける旅人でもある。どこまでもあとをついて行って発見を共有したいと思わせる、2000年代に誰より輝いてたすごいおじさん。その最近の成果が、このアルバムとツアーだったと。そしてお次は、Fatboy Slimと作ったCDが出ます。

Everything That Happens Will Happen Today (TODO002)

Everything That Happens Will Happen Today (TODO002)

曲は公式サイトで一通り聴けます。(が、私は最初ウェブで試聴した時、これは期待しすぎたかな…という印象だったので、やっぱりちゃんとした音質で聴くことが望ましいです。ネットで試し聴きもなかなか難しいです。) http://www.everythingthathappens.com/?utm_source=youtube&utm_medium=fav_video&utm_campaign=DB_YT_Strange_Desc
アルバムから1曲選ぶなら「Strange Overtones」。曲も歌詞もすんごくよくて、一緒にギター弾きながら歌ってると泣きそうになる。 http://www.youtube.com/watch?v=i5-GJIMPujQ
歌詞。「But a heart is not enough~♪」 http://www.davidbyrne.com/music/cds/everything_that_happens/lyrics.php#strangeovertones
最近この著書も買いました。「Bicycle Diaries」。 http://www.davidbyrne.com/art/books/bicycle_diaries/index.php