2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャン・ルノワール「ゲームの規則」1939年/仏

アクション・エコールにて。1965年に修復された完全版の上映。 これこそが、le meilleur film de tous les tempsであります。という話を春に文明講座の授業で発表したのですが、観るのは結構久しぶり。 とめどなくかわされる会話を十分に堪能できなかったの…

ジャン・ルノワール「河」1951年/米・仏・印

アクション・クリスチーヌにて。 初めて観ました。脚本は素晴しかったけど、俳優たちがみなルノワールの映画に追いついていないのが残念だった。制限のあるなかで作られた映画とはいえ、あのアメリカ人はちょっと…。 それでもルノワールがインドで撮った映画…

旅行の写真をその日の日記として下に挙げました。まずは、かなりわくわくした時の写真から(タリス、図書館、カッセルの森)。 今日はお疲れ休み。思わず「ドン・キホーテ」を読み始めてしまいました。岩波文庫の牛島信明訳は、前に読んだ会田由訳よりもおち…

ヴィットリオ・デ・シーカ「ああ結婚」1964年/伊・米

デ・シーカも結構な奇才だ。残酷さとユーモアのバランスがすごいことになっていた。主演はマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン。

テリー・ギリアム「バロン」1988年/英・西独

「バンデットQ」で育ったので「バロン」ではちょっと物足りないな、と思っていたけど、年老いて能力を失っていた4人組の活躍と、最後のオチにすっかり泣かされた。ドン・キホーテ賛歌だ。

アムス、ユトレヒト、カッセル

旅の話はまた少しずつと思っていますが、これだけはということを挙げると、 パリ北駅発ベルギー経由オランダ行き特急列車タリスの1等車で次から次へと出てきた食べ物が、なにもかも最高だった。SNCFのサイトに出ていたディスカウントチケットで2等車の4割…

14 Juilletのパリへ戻ってきました。家までもう目と鼻の先の、東駅にICEでついたとたん、にやけた。帰ってきたねと。 アムステルダム、ユトレヒト、カッセル。最後にほんの数時間過ごしたフランクフルトから夏がはじまって、パリも暑かった。 家に帰ってほっ…

カッセルの森

http://www.wilhelmshoehe.de/home.htm ドクメンタの街カッセルの西側には、小高い山にあるWilhelmshoehe城というお城とその周りを囲む森あります。今年はそこもドクメンタの会場として使われていたので、初めて行ってみたのですが、これが衝撃だった。 Wilh…

アムステルダムの市立図書館

http://www.oba.nl/ おとといくらいに開館したばっかりな雰囲気だなと思ったら、ほんとに2日前が開館日でした。グッドタイミング。 雑誌コーナー。 CD、DVDコーナー。この丸いイス、ゴムみたいなやわらかい素材でできていて、意外に座り心地がよかった。 そ…

タリス礼賛

http://www.thalys.com/ タリスのランチ。美味! ミニチュアみたいなバターがかわいくて記念に。 飛行機の機内食がこれだけおいしかったらきっと大人気になるはず。ヨーロッパでは格安チケットが増えた今、飛行機と国際列車の競争が激しいようだけど、食べ物…

M6

TV

マドンナがギター弾いて歌ってる。すごいかわいい。 レッチリも「Can't stop」がみれた。今のジョンの髪型よいですね。昨日もおなじポロシャツ着てた。こういうの似合うよね。フリーも同じものを2人お揃いでステージにたった日もあったみたい。いいなあ。

ロベール・ブレッソン「罪の天使たち」1943年/仏

これが長編1作目とは! ブレッソンのなかでも1、2を争う素晴しさだった。と、ジャン・ジロドゥーが書いた台詞をあまり聞き取ることができなかったかったながらも、思う。主人公のアンヌ=マリーが「N'est-ce pas?(でしょ?)」と連呼してるのは分かった…

レッチリLIVE in Paris 2007

改めて。 もなにもないですが。 思い出すだけで手の先があつくなる。 今日はもうLive Earthのためロンドンへ行ってるレッチリ。こっちのテレビでも観れそうだ。昨日のパリは幻か。 一体何人入ったのだろう。パリサンジェルマン(PSG)のホームスタジオに、芝…

昨日は1日、NP氏の観光の日々はミッチにおまかせして、私はレッチリに備えて夕方まで家におりましたが、2人はピカソ美術館、写真美術館、ポンピドゥと美術館三昧および買い物を楽しんだようです。よかった。 今日もそんな感じで二手に分かれて2人には出か…

Red hot chili peppers@Parc des princes, Paris

生還。 いろんな意味で戦いだった。 待った甲斐は、あったね。涙。 気合いで、スタンディングの一番前で観たよ。 とは言っても、右も右のコーナーキックの角あたりだったけど。 夜中になってしまったので、詳しくは、明日。

今日の旅はNP氏の希望でPoissyのサヴォア邸へ行ってまいりました。私ははやくも2度目! でもやっぱり楽しかった。 3人でぼーっとサヴォア邸のサロンのイスに座って話をしていたら、改めてあれこれ思った。 当時としても、そして未だに、ウルトラモダンな住…

プレストン・スタージェス「モーガンズ・クリークの奇跡」1944年/米

最初から最後までめっちゃくちゃではちゃめちゃなスクリューボールコメディで、最後のオチがまたものすごい。けど有無を言わせぬ勢いで押し進んだ果てに現れる反時代的な人間賛歌(と私は思う)に、ただボロボロと泣いてしまうのでした。

若向けパリ観光の始まり。昨日の夜ほとんど眠れなかったので午前中はミッチに任せて、エッフェル塔とシャイヨー宮の建築博物館へ行ってもらって、お昼過ぎに凱旋門の真下で合流。シャンゼリゼを下り、グラン・パレへ。グラン・パレへ入ったのは今回が初めて…

うちの窓はすごいんである。なにがすごいのかというと、この季節、雨が降ったあと晴れ上がる夕暮れ時に、必ず虹が大きく見えるのである。最近よく見られるのだけど、わくのど真ん前に現れるのでいつもびっくりする。そしてあっという間に消えていく。♪くりか…

Edward Yang R.I.P.

チャン・チェンの言葉。中国語はわからないけれど。 http://b5.chinanews.sina.com/ent/2007/0701/17172098120.html ヤンヤン。 http://www.youtube.com/watch?v=XPxfbbGzI-E 観ると泣いてしまいます。最後の台詞、このヤンヤンのまなざし。 http://www.yout…

「ビバリーヒルズの自宅で死去」という言葉の並びはフリッツ・ラングとルノワールのバイオグラフィーでも何度も見たな、と、昨日の夜、眠る前に、ぼーっと思う。 悲しい気持ちはおさまらないまま、今日もぼんやり眠い。慣れないことをした疲れが出る。ベルク…

ジャン=リュック・ゴダール「Notre Musique」2004年/仏

午前中の運河mk2にて。邦題は「アワーミュージック」。 東京では公開初日にシャンテシネへ観に行って、赤いハーモニカをもらったのだった。2回目観ようと思ってたのにそのままだったので今日がその2回目。 同時代作家としてのゴダールが作る映画には、図ら…

夜、誘われるがままに、サルサのコースに参加してきました。2時間近く先生に教えてもらってみんなで練習。基本的にペアで踊るものなのでいろんな男の人と踊ることに。初めての体験でかなり慌てたけど、楽しめました。コースのあとはフリーで踊る人々に目は…