2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

フリッツ・ラング「大いなる神秘 第1部」1959年/独

ドイツへ帰って撮った作品。カラー。昔の企画を再度引っ張り出してきて実現。脚本はかつてテア・フォン・ファルボウと書いたもの。 複数存在するであろう「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」の元ネタのひとつか。主人公は考古学者ではなく建築家であります…

想田和弘「選挙」2007年/日

チャップリンの「独裁者」とそのドキュメンタリーがやってたのでarteをつけっぱなしにしてたら、そのあと、話題のドキュメンタリー「選挙」の短縮版が始まった。 これを撮っている人の、被写体およびその周りの環境との距離感は抜群で、切り取り方も音選びも…

バフマン・ゴバディ「Half moon」2006年/イラン

シネマヴェリテ映画祭の一コマ、行ってきた。ロードショー済みの映画だったからか、大きめのホールに20人くらいしか観客がおらず残念だったのですが、監督は笑顔でやってきました。こないだキアロスタミの通訳をしていた美女がまたいる、と思ったら、キアロ…

ビクトル・エリセ「Preguntas al atardecer」1996年/日・西

日本からやって来た宮岡秀行氏とともに撮った12分の作品。マドリードにあるドン・キホーテとサンチョ・パンサの像が出てきた。日本人観光客ばかりがやってくるってさ…。でも私も一度は行ってみたい。エリセの住むマドリード! http://www009.upp.so-net.ne.j…

Carlos Rodriguez「Huellas de un espiritu」1998年/西

「ミツバチのささやき」の裏舞台を、撮影から25年経った時点で追ったテレビ番組。ずっと映画の向こう側の世界と思ってみていたものがバラバラになって現実のものとして出てくるので、ちょっと複雑な気持ちになった。 今日「フランケンシュタイン」やるよ〜と…

ビクトル・エリセ「La morte rouge」2006年/西

最新作2回目。

ビクトル・エリセ「ENFANTEMENT」2002年/西・独

これは「10ミニッツオールダー」の一遍。3回目。

フリッツ・ラング「クラッシュ・バイ・ナイト」1958年/米

一作一作どれも全く違うというのもまたラングのすごい芸当で。ミステリーではない心理劇。ぎゃふん。 http://www.athenee.net/culturalcenter/database/title/title_a/a/clashbynight.html

シネマヴェリテ映画祭にはまだ行けず。明日ゴバディ入れるとよいのだけど。

フリッツ・ラング「扉の影の秘密」1948年/米

あまりにとっぴなものだから、映画としてバランスがよくよりすぐれているのは昨日の方だとすぐ思ってしまうけれど、よりラングらしいのは今日の方。どっちにしてもオリジナル。しかしラング自身がこの程度じゃ満足しないのだな。力をあり余し続けた怪物…。 h…

ストローブ=ユイレ「雲から抵抗へ」1979年/伊・仏

うってかわってこちらは地獄の字幕攻め。まともに読めなかったよぐすん。生々しく映る田舎の自然を眺めながら、イタリア語をぼーっと聞いていた。いつかリベンジ。

フリッツ・ラング「青いガーディニア」1952年/米

今日から数日のうちに、これまで観たことのないラングをざざっと観ていきます。どれも最高に違いない。 これも文句なしに。女3人の同居という設定がこまかく効いてるし、新聞記者が主人公の女の人に興味を持ってしまうそのもっていきかたと、そぶりの見せ方…

アッバス・キアロスタミ「友だちのうちはどこ?」1987年/イラン

ポンピドゥーではなくてシネマテークで、100人の子どもたちに囲まれて。おなじ子どもでもパリの子どもは都会っこだしあんまり子どもらしくないと思ってたけど、とても感動的な時間を過ごしてしまった。 キアロスタミも最高。大きく映る子どもの頭が。ロバを…

ぬりえドン・キホーテ

「マルメロの陽光」を観て以来、絵が描きたくて仕方がない。けどまともな道具もなければたいした腕もない。ちょうど昨日読んでたフローベールのなかに、「ドン・キホーテ」の押絵に色を付けて遊んだことを回想する記述が出てきて、それだ!と思いやってみた…

oza

なにかと思えばほんとにブギーバック。varie。 http://d.hatena.ne.jp/strange/20071009#p2 本物観たことあるぜ。渋公。Disco to goツアーのアンコールだ。けど、ライブの流れからはかなり浮いてた記憶あり。司会進行がけっこう苦手そうだったあのころのozak…

火曜のクラス2回目。ちょこちょことやった課題、今日はまだ誰もやってきていなかったので、出番は来週に。今日は意外とリラックスして受けれた。よかった。 新年度の生活のペースがなんとなくできつつある。今年はあれこれよくばって忙しくしつつも、精進し…

ストローブ=ユイレ「ルーヴル美術館訪問」2004年/仏・独・伊

今日こそ黄色い服だったJDのシネクラブにて。ナレーションをしたジュリーさんも会場に。 45分ほどの作品が2バージョンくり返されるというものだった。なにも知らずに観た私を含む観客は、いったんクレジットも出た後でもう一度同じものが始まったと思って少…

「ボーン」シリーズ3つ(フランスでは「dans la peau」シリーズ?!)

「ボーン・アイデンティティ」「ボーン・スプレマシー」をDVDで観てから、最新作「ボーン・アルティメイタム」を劇場で観てきました。ちなみに仏題はそれぞれ「La memoire dans la peau」「La mort dans la peau」「La vengeance dans la peau」。 ガス・ヴ…

Nuit blanche

昨日は盛りだくさんだった。午後は小さな小さなお友達と運河でひなたぼっこ。あやうくチョコクッキーが川流れになるところだった。夜は帰国する友人を囲んでフェット。しかしフランス語でまともにしゃべれず。嗚呼。本格的に勉強再開せねばと思う。 さらに夜…

カート・コバーンの夢をみた。Nirvanaのライブの終わりに駆けつけて、たいそう親しげに挨拶をした。優しい笑顔を見せてくれた。前髪はみじかかった。 - ポンピドゥー2回目。年間パスはこういう時のためにあるのだ。おなじパスで映画も観られる優れもの。今…

pompidou、3ちゃんち

まだ体調全快ではないのだけど、午後1人で行ってきました。ポンピドゥーのエリセ/キアロスタミ展。時間が足りず今日はエリセの部分をじっくり観るにとどめたのですが、もうなんか、感無量です。いつかどこかで出会えたらいいなとは思っていたけれど、こん…

Cours municipal d'adultes

ああ緊張した。 火曜日は結局、もぐりの大学ではなく、当事者として別の場所へ新たな技能を習得するため通うことに。身分的にはこっちが正解。今日は初回なので次回までにやってくることの話が出て早めに終わったのだけど、来週はどうなることやら。メインの…

ペドロ・コスタ「あなたの微笑みはどこにかくれたの?」2001年/仏・葡

シネマテーク、ジャン・ドゥーシェのシネクラブにて。ジャン・ドゥーシェの風体は思わず先生っ!と駆けよりたくさせるものがあります。 ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレが話すのを、ペドロ・コスタがうんうんと聴く映画、ではなかった。 編集…