cinema
原題「This land is mine」。仏題「Vivre Libre」。また別の邦題「自由への闘い」。ルノワールがアメリカで作った映画のひとつで、脚本は、フォード、ホークス、ラングとも組んだダドリー・ニコルズとの共作。 第二次大戦中、ドイツに占領されたヨーロッパの…
フランス語が難しかったけど、それでも観られてよかった。全体の3割ほどを占めたドイツ語には字幕は一切なし。「大いなる幻影」と同様、ドイツ軍の捕虜となったフランス兵の脱走を描いた作品。 最初の大雨のシーンから、ルノワールのシャルロ(とはチャップ…
シネマテークは今、ジョニー・トー特集なのです。今日はこのアンディ・ラウだらけの映画。いったいなにー?と思うことが積み重ねられてどんどん進む。シリアスと思いきや笑いどころが多く、大盛況の大ホールではかなり笑いが起きていた。 ジョニー・トーでお…
今日映画館で観られる映画をDVDで。ずいぶん前に観たきりで、記憶に残っていたのはいくつかの画面だけだった。その間に多少ともドイツ語とフランス語を聞き取れるようになったこと、フランス人についても理解が進んだことは、この映画を観るにはそれなりに大…
久々のシネマテーク。 原題「Human desire」。ルノワールの「獣人」がいたくお気に入りだったプロデューサーのジェリー・ウォルドがラングに作らせたという映画。そのままリメイクするにはあれこれ制約があり、結果ジャック・ランチエは二人の人物に分けられ…
若手の批評家がやってるサイト主催の上映に、無料で入れてもらった。ニューヨークのハードなゲイの世界で起こった連続殺人事件を描いた映画なんだけど、ホラー撮ってるだけあってこわかった。
本命はこちら。諸事情あって完成し切れず40分ほどの中編ながら、ルノワールの中でも最もすばらしい作品のひとつ。私がルノワールが大好きになったのも、この映画を観たからだった。今まではNHK BS2の放送を録画したビデオで観ていたけれど、ついにスクリーン…
DVDで観たので2回目。初トーキー、とりあえずの音の実験。邦題は「赤ん坊に下剤を飲ませる」で覚えてしまってるけど、これちっとも赤ん坊ではないのだよね。ママンの下着姿があまり美しくないのが気になる。フランス人はげらげら笑ってた。
arteでの放送を待ちかまえて頭から。残念ながらフランス語吹き替え版。それでも観ちゃう。いつ観ても、すごい映画。これ以上面白い映画があるのかときっと誰もが思わされる徹底ぶり。子供の頃テレビで初めて観た時の興奮の記憶はいまも消えない。 最初から最…
夜になると少し調子がよくなるので、DVDを観た。久しぶりの再見。だけどジェラール・ブランのセルジュのことはずっと忘れなかった。ジェラール・ブランもブリアリももういないんだと思うと淋しくなる。舞台となったこの村は、そのまま変わらず残ってるだろう…
こんな映画か。いちいちえぐみがあって面白かった。 「アウト・ワン」のトマ、マイケル・ロンズデールが出てきた。その息子、クッキーが最高。罪のない笑顔と小さな歯の天使なんだけど。
今日はちょっと楽しい映画をと思ってこちらにしました。ブリジット・バルドー×ジャンヌ・モロー。 これが観てびっくり。「恋人たち」がルノワール「ゲームの規則」の子供なら、こっちはホークスだらけの西部劇! 「紳士は金髪がお好き」と一瞬見せかけといて…
結局、2日連続のペドロ・コスタ。今日の客は昨日の逆でいろいろでしたがまあそれはそれで。 ペドロ・コスタの短編には、今日もまたヴェントゥーラが登場。「コロッサル・ユース」と比べたら、それはもう自信に満ちた姿で現れ、即座に画面を安定させてしまう…
一度観ていながらほとんど忘れていた。とにかくパリ左岸がたくさんでてきた。 なかでも気になったのが、ここ、Temple de l'Amitie。 http://www.ruevisconti.com/LaRueMysterieuse/TempleAmitie.html パリの街中にあるまじき雰囲気でおおっと思った。こんど…
2時間35分。上映後、監督と観客との対話の時間が1時間近く用意された。予想はしていたけれどそれ以上に、ペドロ・コスタはフランス語が堪能な人だった。 あらゆる登場人物の父となって現れるヴェントゥーラの徘徊の物語。ヴェンダースがペーター・ハントケ…
去年映画館でみたときは台詞がほぼ分からず置いてけぼりを食った気分になったのでそのリベンジを、日本語字幕付き500円DVDで。画面が明るすぎるのが難点の。 映画史上最高の作品のひとつに数えられている「ゲームの規則」。フランスでは数年前バカロレアの課…
そして、ジャンヌ・モローのお話を聞く時間が用意された今日。 昨日のガストン・モドしかり、自然な姿のまま年老いた人を前にすると、もうただただ感動してしまうのですが、それがジャンヌ・モローともなれば感激も底なしで…。衰えをみせない精神に、大きな…
モノクロ作品。 登場人物たちがバラバラの事情を抱えながら一同に集う、ディナーのシーンが素晴しかった。誰よりも、使用人のガストン・モドが。彼を観ているだけで涙が出そうになった。不意に入って来た鳥を追い出す場面、ディナーを終え一同が食堂から出る…
マシンガンが出てきたところでこの映画が「ゲンナマ…」であることに気がついた。ジャン・ギャバンがえんえんと魂のぬけた姿で映っているというすごい映画。ジャン・ギャバンのアパルトマンに仲間のオヤジを泊めるシーンが肝。ジャンヌ・モローはまだ若くずい…
ジャンヌ・モロー特集オープニング。いつもとはかなり違うシネマテークの様子にびっくり。上映の前にジャンヌ・モローの女優人生60周年を祝うパーティが行われ、私もシャンパンとメゾン・デュ・ショコラのケーキとチョコのおこぼれにあずかる。招待客と常連…
特集最後の上映はボギー&バコールの「三つ数えろ」(1946年)。映画にするにはちょっと話が込み入り過ぎで、有名作ながらホークスのベストにはほど遠いと思われるのでした。 そんなわけでせっかく全部観たので、誰も期待していないと思いますが、お気に入り…
去年、まだこちらへ着たばかりの頃に緊張しながらシネマテークで観たこの作品をもういちど。アンリ・ラングロワのお気に入りとして大事にされてきたものなので、そんな神聖さも感じとりつつの上映。もう何度も観てる人も、今日初めて観る人も、一緒になって…
サイレント作品。今日はフィルムにぴったり合った音楽と効果音付きの版が上映された。歌が入ったり、ダンスのシーンが入ったりと、音楽を求める映画だったので、これはよかった。ピアノ演奏よりも嬉しい。 こんな物語。厳格なイスラム教国に育ったアラブの王…
みょうに雑誌が騒ぐのでとっとと観てきた。興味をそそられせるタイトルながら、肝心なキラーとトミー・リー・ジョーンズにしらけてしまい、なんもなーい!で終わった。とはいえキラーに追われるヴェトナム帰りの元兵士オヤジに与えられた状況とそれに立ち向…
「ヴァン・ゴッホ」(1948年)、「ゴーギャン」(1950年)、「ゲルニカ」(1950年)、「彫像もまた死す」(1953年、共同監督クリス・マルケル)。絵画、芸術についてのドキュメント。全て白黒で撮っている。静止したものを撮るのがとても巧い。いちばん感心…
そんなわけで、2007年フランス公開作品が少しばかり補強できたので、お気に入りを並べてみました。 王様:クリント「硫黄島からの手紙」、シルベスター「ロッキー・バルボア」 騎士:デイヴィッド「Eastern Promises」 王子:ガス「パラノイド・パーク」 決…
ハワード・ヒューズがあれこれうるさくてホークスは途中で降板。のこりをヒューズが監督したというのだけどそれがひどくて俳優がかわいそうになった。素人が無理やりやるとこうなるという教訓でしょうか。編集もひどい。そこに静止画像とかスローモーション…
テレラマ映画祭、3本目はこれ。夏東京に帰ってた時、六本木で二本立て「グラインドハウス」を無理してでも観ればよかったと後悔してところ、やっと片割れを捕まえた。けど台詞全然わかんないっつーの。あれをフランス語で読まされてもテンポずれずれ(実際…
http://www.dondetch.com/movie/m&v-2.html http://ja.wikipedia.org/wiki/第80回アカデミー賞 面白くもなんともないリストですが、唯一気になるのが主演男優賞。すでにオスカーもらってる3人には我慢してもらって、ここはぜひともヴィゴ・モーテンセンに……
テレラマ映画祭にて、去年のパルムドール受賞作をやっと。 これもまた、自由の制限された社会に生きる女の人の物語。昨日と違うのは、すでに過ぎ去った日々を扱っているということか。1987年、共産党時代、チャウシェスク政権下のルーマニアでのお話。 詳し…