film

夏の映画日記

7月22日(金曜日)今日は走って飛んでったらギリギリ間に合って「女の歴史」と「娘・妻・母」。「女の歴史」はもう長いのなんの。宝田明に仲代達矢なんてのもちょっとさぁなんて思って観てても終わんない終わんない。最後はなんだかよかったけど、ずいぶ…

2004年に観た映画

ながらく鬱々しっぱなしなので気晴らしに。今年映画館で見た映画の感想総括でもしてみます。少ないです。ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」:小さくか弱いホビットたちの頑張りに、どれだけ勇気づけられたか。辛いときはいつも、フ…

10月の文芸坐は豪華です

http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html

シナリオ集

http://www.simplyscripts.com/

華氏911ばなしはあちらこちらでつづく

これには泣けた。どんな方が書いているか存じ上げませんが、アンテナにも登録させていただきました。 http://d.hatena.ne.jp/bakuhatugoro/20040824

今更ブラー対オアシス

映画だって。ずいぶんひっぱるね。 http://www.cinemarise.com/cgi-bin/rise_search.cgi?tmpl=detail&year=2004&just1=2004010&exp1=2 ブラーの「Country House」とオアシス「Roll with it」のシングル対決の話のようだけど、あのときは結局ブラーがジャケ&…

sontag/pedro costa

ソンタグを読んでいたらペドロ・コスタの「ヴァンダの部屋」への賛辞としてちょうどよい文章を見つけたので引用します。自分でこういう風に語れるとよいのですが。 ロマン主義者たちは芸術を英雄主義の一種と、彼方への突破、超越と考えた。近代以降の大家た…

ペドロ・コスタ「溶岩の家」

もうよってたかってペドロ・コスタを大絶賛していてちょっとやりすぎじゃないかと思っていたのだが、今日この映画を観たらぜんぜん大げさじゃないと思った。いっそのこと全部ふつうにロードショーしてほしい。アテネフランセはいろんな意味でキツイ。 マルケ…

王の帰還感想

2作目まで観た時点では、「旅の仲間」の満足度の方が「二つの塔」よりも大きかったのだけど、3作通して観終えたところでは、登場人物達が登場するのに大忙しだった1作目よりも、物語を終えるのに大忙しだった3作目よりも、「二つの塔」が一番面白かったよう…

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」

猫も杓子も。というわけで観てきました。でもまだまだこれから観に行こうという方々も多いところであまり文句を言うわけにもいかず、ネタバレするわけにもいかず、いざ感想をかこうとするとなかなか難しい。 とりあえず片手にハンカチ握りしめて鑑賞。あんな…

王の帰還

観ました。感想は後ほど。

いくつか観たので感想を書いていきたいと思います。ひとまず★を五点満点で付けておきます。 「息子のまなざし」ダルデンヌ兄弟 ★★★★ 「ミスティック・リバー」クリント・イーストウッド ★★★★ 「24 hour party people」マイケル・ウィンターボトム ★★+ 言わず…

ゴールデン・グローブ賞

http://www.nbc.com/Golden_Globes/ http://www.cnn.com/2004/SHOWBIZ/Movies/01/26/golden.globes/index.html 指輪の熱狂の渦に早く巻き込まれて号泣したい!!! ビル・マーレー(写真)の映画はソフィア・コッポラが監督で日本で撮影した映画らしい。なん…

北野武オールナイト@文芸坐

「3-4x10月」:野球 「あの夏、いちばん静かな海。」:サーフィン 「キッズ・リターン」:ボクシング (明日以降、真面目になんか書きます。)

Sans Soleil

クリス・マルケルの「サン・ソレイユ」を初めて観たときの興奮といったらなかった。日本語版で聴くことの出来る池田理代子の乾いたナレーションは、言葉と映像それぞれの流れを同時にとらえることの快楽の中で素晴らしい効果をもたらしているのだけれど、フ…

ニール・ブランド氏インタビュー

http://users.ejnet.ne.jp/~manuke/zatsu/eiga/neilbrand.html 岡田秀則さんというフィルムセンター研究員の方のサイトより。フィルムセンターでのカール・ドライヤー上映全てにピアノ演奏をつけた方です。楽しい映画ほど良い感じでした。特にやっぱり「むか…

小津安二郎.com

http://www.ozuyasujiro.com/

戦前日本映画のブロマイド・スチール集

このサイトはかなりいい!これこそが日本の美男美女! http://www1.odn.ne.jp/~ccf10780/index.htm 昔は二枚目というとほんとに二枚目が現れ、美女というとほんとに美女が現れた。いいなぁ。

ペドロ・コスタの会

行って来ました。感想はまた明日。 赤ちゃんの話が聞けてよかった。むふふ。

ペドロ・コスタ

http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/2003_12/PedroCosta.html 本人すごいかっこよかった。神経質そうだった。明日が楽しみ。行けるといいけど。 2001年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で「ヴァンダの部屋」の最初30分ほどを観たっきりだ。あ…

小津安二郎生誕百年記念シンポジウム

http://www.ozu100.jp/ozu2003.html 2日目の方に参加してきたので無責任な感想などを書いていきます。 まず、山根貞男を司会に、青山真治、黒沢清、是枝裕和、崔洋一、澤井信一郎の5人の映画監督によるトーク。だったのだけど、思い思いの小津への思い入れ…

ゴダールとドライヤー

久々に「ゴダール全発言全評論」を取り出して、ドライヤーについて書かれた部分を探して全部読んでみたら、そのほとんどの箇所において、グリフィス、ムルナウ、ラングと並んで映画監督として最高の部類に入れられていた。 映画万歳!と叫ぶ一方で映画とは何…

2003年に観た映画で印象的だったもの

製作年はいろいろです。今年映画館で観たものから選びました。D・W・グリフィス「ドリーの冒険」1908年 屋外で撮った古いモノクロフィルムのキラキラ感はたまらないものがある。これが映画というものか!という新鮮な喜びの記憶もいっしょにフィルムの上に焼…

「あ〜ん」を好きな映画で埋める

好きな映画のタイトルはよく重なる。ということで難しかった。 あ:「アタラント号」ジャン・ヴィゴ い:「田舎司祭の日記」ロベール・ブレッソン う:「生まれてはみたけれど」小津安二郎 え:「エイプリル」ナンニ・モレッティ お:「オズの魔法使」ヴィク…

ハーモニー・コリン映画の秘密

Korine: I feel documentary always falls short. I think cinema verite is a fallacy, that the documentary is manipulated, there's no such thing as truth in film. The idea that Godard said about 24 frames of truth, was always for me the ultim…