2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大塚一家 セーヌ左岸編

我が家の1日は断水から始まりました。調子が今ひとつなまま朝起きて、あちこち水をためて、さあ準備万端、どっからでもかかってこいだ。お、断水が始まったな。ではこのペットボトルの水から使うよ。なんてやってる間にあっというまに断水は終わり、普通に…

大塚一家 今日はツアーの巻

ほこりっぽくて乾いた空気にすっかりやられてのどが痛くなってしまった。 さいわい今日は旅行パックについてきた市内観光バスと旅行代理店のモンマルトルツアーとで1日が費やされる予定だったので、私は夕方までごろ寝。イソジンがないので塩水でうがいした…

大塚一家 マレをゆくの巻

パリは真夏になりました。生命の危機を感じています。 日曜日の今日はマレあたりを中心に散策。 朝一でオペラ・ガルニエを見学しておいてもらったあと合流して、メトロで移動。ポンヌフ橋へ。すぐ下をマラソンランナーの大群が走っていた。今日はパリマラソ…

大塚一家 ヴェルサイユへ行くの巻

今日はとんでもなく暑い一日でした。夏? せっかくパリまで来たのだからということでヴェルサイユ宮殿へ行ってきました。私は3度目。でも前は真夏に真冬だったので、新緑の木々に噴水が全開になった庭の姿をみたのは初めてでした。さすがに圧巻。運河にはボ…

大塚一家 街歩きはパリの西から

今日の旅の構成要員は、母、妹、私、叔母、叔母、叔母、叔母。ミッチは夕食のときだけ合流。 一日歩いて歩いて歩いて。足の裏が痛い。やりすぎかなと思ったけど、さすが家族、趣向は同じ、散歩がやたらに好き、映画でみてパリをよく知っている、みな江戸っ子…

ヴィム・ヴェンダース「さすらい」1975年/独

初めて観たとき、心底心酔した映画の一本。ヴェンダースの傑作中の傑作。でも、シネマテークのような恵まれすぎた場所でかけてしまうには惜しい映画だった。パリみたいな街では、この切実さは伝わりにくい(今のパリにお似合いなのはオリヴェイラ、イオセリ…

マノエル・ド・オリヴェイラ「Belle toujours」2006年/仏・ポルトガル

ブニュエル「昼顔」の続編としてミシェル・ピコリとビュル・オジェで撮られた、オリヴェイラ97才の映画。ということらしいのですが、短いけどよかった。 ミシェル・ピコリはこの間シネマテークに現れたピコリそのもの、パリの街も毎日みているこのパリそのも…

大塚一家 パリで揃い踏み

無事家族がやってきました。総勢6人。元気そうでよかった。 今家でおみやげの山に埋もれてるところです。九谷焼のおろしがねなんて絶対こっちじゃ買えないものも。このまま飾りにしたいくらい素晴しいです。日本の焼き物は。他にも、山のような鰹節、山のよ…

明日ついに家族がやって来るのでちょっと緊張。ビストロにあれこれ電話を入れるも予約やってませんとか、その日来ても小さいから入れないかもとか言われる。一番行きたいと思ってたところはかろうじて。むむむ。開店直後に行く作戦で、無理なら観光客がゾロ…

周辺のビストロをチェックしつつ、サンミッシェルの本屋へ。今日は大変な本読みかつ大変な映画好きのお友達と一緒だったので、あれこれ話をしながら物色。文庫棚を眺めれば眺めるほど、読みたい本だらけなのだけど、まだどこからも手のつけようがない私。ゲ…

レオーによるやけっぱちのおまじない(模)

etc

髪を切って星飛雄馬っぽくなったミッチが「OUT 1」のレオーの真似をしています。映画で使われたのと同じようなエッフェル塔のキーホルダー(フランクフルトでルフトハンザのカウンターのお姉さんがくれた。どこにでも売ってるようなもの)がうちにもあったの…

ジャック・リヴェット「OUT 1 : Spectre」1971年/仏

ポンピドゥーセンターにて。 12時間ある映画の短縮版。バルザックの13人組をモチーフに、いくつかのグループの行動が同時に少しずつ描かれ交錯する4時間。謎に満ちた構成で、長い長い予告編を見ているようでもあった。けどレオーが猛烈にかわいく(この時期…

ジャック・リヴェット「Jean Renoir, le patron 第一部」1967年/米

もうちょっとわかるかと思ったけどルノワールが言ってることがまるでわからなかった。「草の上の昼食」の女優さんのあまりに肉感的な姿と、たびたびはさまるルノワール映画の映像にほれぼれするのでおわってしまった。このインタビューを書きおこしたテキス…

暖かく天気のよい復活祭の一日。 美容師さんに来てもらって2人分の髪を切ってもらった。2人して短くなった。 そのあと家を飛び出して1人でポンピドゥーで映画。ルノワールをインタビューした映画。編集がユスターシュなのでこの前のユスターシュ特集のと…

フィリップ・ガレル「愛の誕生」1993年/仏、スイス

ターナー終わった瞬間涙を拭いてとなりの部屋にうつると即始まったガレル。図らずもTシャツの彼の真後ろで鑑賞。 彷徨いつづける男2人。映るものといえばさえない顔ばかり。確かにそこはパリだけど、街の表情はほとんどみえない。後半、突然イタリアへ。雪…

ジャック・ターナー「Stars in my crown」1949年/米

最高だった。涙とまらず。 ここから語られることはいくらでもある。本当に素晴しい映画。近年作られたアメリカ映画の中で、古き良きアメリカ映画の雰囲気を持った良作(「プレイス・イン・ザ・ハート」とか)に巡りあったとき、思い出されるべきはこういう映…

土曜日。1週間に1回の掃除だと掃除前掃除後が明らかに違うので気分が良い。ほんとは週に2回できるともっといいのだろうけど。 きれいになった部屋で本読み。「ランジェ公爵夫人」読了。最後の方で13人そろって出てきた十三人組がかっこよく、人並みはずれ…

エネルギー切れの金曜日。とっさに言葉が出なくてつらかった。ちゃんとしててもひどいものだけど、ぼんやりした頭だとさらにひどい。もう来て半年ですが、まともに話せるようにはちっともなっておりません。 でも今日でしばらく学校はお休み。復活祭のバカン…

ブレットの新譜がどうにもこうにもあれなので、それでもがんばって12回くらいは聴いたのだけど、ついに我が家の音楽がスウェードの3rd「Coming up」に(涙)。今聴くと声の出し方がちょっと苦しい。歌声は最近の方が感動的だからライブはいいだろな。Filmsta…

フリッツ・ラング「ムーンフリート」1955年/米

ポンピドゥーの子供向け企画にて。8〜10才くらいの子供たちに大量に囲まれながら鑑賞。英語音声にフランス語字幕、だと子供はつらいのではと思ったら、やはり、フランス語の字幕を全てその場で読み上げてくれた。のでオリジナルボイスは聞こえず。今日の…

パリ北駅

ちょうど歌舞伎を観に出かけたときに北駅であった事件。 http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/070329-133240.html 場所はおもいきり私の通学路。次の日あちこち壊れててあららと思ったら、こんなに大規模な話だったなんて。北駅はふだんからアフリ…