2009-01-01から1年間の記事一覧

les qualifications pour la Coupe du Monde 2010

来年のワールドカップ出場をかけた試合が、あちこちで何試合も行われた夜。アルジェリアが出場を決めたというニュースが流れると、このあたり一帯が大歓声につつまれた。続けて、Stade de Franceでの試合。夜9時キックオフ。スタジアムまで行けばよかったー…

今日はシャブロルがやってくる映画の会へ。ヴィシー政権時代のニュース映像をシャブロルが編集したドキュメンタリー作品を観て、そのあと20分ほどの間に、シャブロルが話をしてくれてそれから質疑応答。自分たちの歴史の話なので、あちこちから自由に発言が…

こちらでも、アニエス・ヴァルダの『アニエスの浜辺』をやっと観る。アニエス・ヴァルダの事務所と自宅のすぐ近くの映画館にて。早めに到着してダゲール通りを散歩した後で観たので、親密度120%でのぞんだ感じになった。自身の人生80年をテンポよくらしい調…

Paris Opera

ワイズマンで観てとても楽しみにしていた、オペラのバレエ団ダンス公演。土曜のマチネーはリラックスした雰囲気。演目は3つあったのだけど、映画に初演の際の練習風景が出てきた『Genus』がダントツで素晴らしかった。舞台セット、照明、衣装、音楽、映像、…

Archie Shepp

104のレジデント・アーティストのつくった映像に、アーチー・シェップが音楽をつけるという会に出向く。春の学生暴動等を撮影した映像ははっきり言ってNulであったが、アーチー・シェップのバンドが最高にかっこ良かったので、よしとする。

20 ans apres la chute du mur de berlin

今日のベルリンは冷たい雨でした。仰々しい国家式典はたいてい苦手ですが、ドイツがやるとフランスと比べずっとすっきりしていて、その中心にいるのがメルケルさんなので好感が持てました。 我が家では病人が出て、Grippe A疑惑もあり、急いでお医者さんにみ…

Qi gong

日曜日の午前。近場で参加しやすそうな気功の集まりがあると知って、えいやとひとりで行ってみる。ジョギングしながらいったら早く着きすぎた。時間になるとみるみる人が集まって、結構な人数に。先生はおそらく中国系の男性で、説明は一切なしにスタート。…

ロベルト・ロッセリーニ『Europe 51』1952年/伊

やっと観られて嬉しかったのもあるけど、しばらくちいさくふるふる震えていた。観てる途中から家に帰って来るまでの間(お腹もすいてたけど)。こんな映画を作ってしまったロッセリーニとバーグマン。そりゃなかなかそう幅広い観客層には届かないだろうよ。…

Tutto Fellini

シネマテークとJeu de paumeの美術館にて、フェリーニ祭開催中。シネマテークでの上映は毎晩満員の大盛況。フェリーニのように、日本でもフランスでもこう広く人気のある大監督というのは、他にあまりいないかも知れない。私はこの夜はじめて足を運び、トゥ…

1日、レヴィ=ストロースが亡くなった。今月末に101歳になるところだった。昨日はテレビもラジオもトップニュースで、さっきまでarteでは特別番組が放送されていた。今まで日本語でしかふれていなかった『悲しき熱帯』や『野生の思考』というタイトルのフラ…

最近新しい発見がへってきたので、これまで買ったことのなかった野菜をちょっとずつ試したりして楽しんでいる。前に買った黒大根は、辛みが強くてあまり活用できなかった。何日か前にビオのスーパーで買ったのは、サツマイモかなと思ったらヤムイモだったイ…

『Michael Jackson's This Is It』2009年/米

世界中どこでも2週間限定と知り、それならとっとと行っちゃおうと思って、土曜日の夜に気合いを入れて映画館へ。ところが全然満席じゃなかった。映画館の混み具合の予想はいつもはずれる。 マイケル・ジャクソンの、もし生きていたらみせてはもらえなかった…

またリヴェットをみかけた。こんどは『北の橋』の舞台だったあたりで。Jamais deux sans trois? それより最近すごいびっくりしたのは、2003年にパリへ旅行で来たときに柴犬を連れているところをみかけたおじさんを、一週間前、やっぱり柴犬を連れて歩いてる…

ここ数日晴れていて、しかもあんまり寒くない。部屋は中央暖房でけっこう暖まっている。体に優しい日々だ。 日本からのおみやげに加えて、日本へ帰国する友人たちから、先月今月とつづけて食材や生活に役立つものなどいろいろといただいた。普段はできるだけ…

帰国の知らせ。実家からも電話。ほっとした。時間の流れがゆっくりに感じる。 フランス2のテレビ映画に、レオーが出ているというのでみてみた。ジャン=ユーグ・アングラード、シャーロット・ランプリングが主演のサスペンスもの。ひどくつまらなかった。そ…

トランク一杯のおみやげとともに日本から義父母が会いにきてくれて、この週末前後一緒に市内を歩いたり音楽会へ行ったり遠出したりしていました。土曜日だけ雨のち曇りでしたが、その分寒さが落ち着いてくれてその後晴れてくれたので助かりました。あまりよ…

実家に電話をしたら、母が『アニエスの浜辺』を絶賛していた。こちらでは周回遅れで『落穂拾い』を。こういう小気味よさは、普段なかなかお目にかかれないのでこれはすごい貴重だと思いながら観る。

こぶりのジャガイモが安かったので、手間とわかっていながらピュレを作る。ロビュションよりうまいのつくるぞ〜と心の中で思いながら。ただしバターは極力ひかえめで。ちょこっと食べるのがおいしい。贅沢な食べ物だ。けど自分で作れば安上がり。ハンバーグ…

La Danse

フレデリック・ワイズマンの新作『La Danse』を観ました。日本でも『パリ・オペラ座のすべて』という邦題で公開中の、パリオペラ座バレエ団を撮ったドキュメンタリー。エトワールたちの練習風景、面白い。稽古場には指導者が複数いて、ダンサーを傷つけない…

ひっさびさにストーン・ローゼズを聴いている。1stに始まり只今2nd。カミング。ジョン・スクワイア。ずっと心の中にはいるのだけど、アルバムを通してなんてかなり長い間聴いてなかった。けどやっぱりこの人たちの音楽には特別なものがある。一度だけ、ドラ…

だいぶ寒くなってきて、今日から中央暖房が入った。サッカーの夜の試合なんてもう観に行けないなーと、WC予選をテレビ観戦しながら思う。今日のホームゲームではオーストリア相手に無事勝ってくれたけど、プレーオフまで粘らなければならないので大変だ。出…

百歳の人

オリヴェイラの新作『Singularités d'une jeune fille blonde』を観る。いつから公開されていたのか全然気づいていなかったのだけれど、マレとカルチエララタンで細々と上映は続いていた。友人と予定を合わせてたまたま行った金曜日の夜、予告なしに編集と製…

Zep avec Foo, pas Who.

去年6月、フー・ファイターズがロンドンのウェンブリー・アリーナでやったLIVEに、ペイジーさんとジョンジーさんがゲストで出てきて、一緒に「Rock and Roll」と「Ramble On」を演奏した、ということを今日になって初めて知り、小さな画面で映像を見て、大…

Nuit Blanche 2009

病み上がりの週末。今年のニュイ・ブランシュ(一晩限りだけれど一晩中パリの町中で続く、現代美術のお祭り)は、嬉しいことに我がカルチエを会場のひとつに選んでくれたので、てくてく歩いて参上。日が暮れてしばらくたってから行ってみると、いつも走った…

こちらでひく風邪はいつも軽く、喉は痛くならない。咳も鼻水も出ない。食欲はいつも以上。ただちょっとだけ熱が出る。大事を取って安静に。夜中眠れなくなるのが一番つらいので、寝すぎないように過ごす。栄養と水分を取る。生姜入りの熱々蜂蜜レモンを飲む…

かるく風邪ひき。はやく直りますように。 最近観た映画。どちらもかっちょよすぎるリー・マーヴィンが、複数の若者をまとめあげてドイツ軍との戦いに挑む上官を演じているという、アルドリッチの『The Dirty Dozen』とサミュエル・フラーの『The Big Red One…

JPL, encore!

土曜日の夜。シネマテークにまたレオーがやって来て、トゥビアナ氏とともに『大人は判ってくれない』の上映前に挨拶をしてくれた。トゥビアナ氏のいるシネマテークでは、俳優や監督を迎えるときの雰囲気が、いつもほんとに素晴らしい。仰々しさもへんな内輪…

家探しに苦労していたイタリアの友人と、緑茶を飲む。ベルヴィルの中華街にて。となりの国からやってきたアンテリジャンと、緑茶を飲む。カルチェラタンの日本食屋にて。しばらく会えなくなる友人と空を飛び回っているその彼と、緑茶を飲む。19区の我が家に…

ヌーヴェル・ヴァーグ50年。

今年はパリでもカンヌでも、ヌーヴェル・ヴァーグ50年を祝う催しが次々と行われている。それが今日、シネマテークへとたどり着いた。ディレクターのトゥビアナ氏にとってもおそらく待ちに待ったこの機会。オープニングの上映に用意されたのは、見事な修復が…